“しゃがめない”
“片脚立ちでふらつく”
“腕がまっすぐ上げられない”
近年 、子どもたちの体に異変が起きています。
ロコモティブシンドロームということばをご存知でしょうか?
ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)とは、。筋肉、骨、関節など運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。進行すると日常生活にも支障が生じてきます。
一般的には高齢者に多いとされていますが、
今そのリスクが、子どもにまで広がっていると指摘する声が上がっており、子どもは“ロコモ予備軍”とも言われています。
驚くことに子どもたちの運動器の現状は、冒頭述べた、しゃがむ、片脚で立つ、手を真っすぐ挙げるなどの基本動作のできていない子が急増しているだけでなく、物を投げる動作ができない、自身の倒立はおろか倒立する子を支えられない、廊下の雑巾がけの際に手で支えられず前歯を折ってしまう、手首が十分に反らせることができず跳び箱で両手首を骨折してしまうなど、少し前の時代では考えられなかったよいなことが起こってきています。
子どもの体の異変をどう食い止めるか。
ロコモをどう予防していくか。
そのいちばんカギになるのが”足育”だと私たちは考えています。
足は体の土台です。
身体全身を支える足が変形していたり、理想的な土踏まずが形成されず様々な足や体のトラブルなどあらゆる部分に不調や不具合が出てきます。
歩行や運動時の疲れや足や膝の痛み、不定愁訴を訴える人のその大元を辿ると、身体の成長発達の大事な時期である乳幼児期からの足部の骨格形成やアーチ形成、運動習慣、間違った靴の選び方と履き方の習慣が要因となっているケースも多くみられます。
大人の足のトラブルは、子ども時代から作られているといっても過言ではないのです。
そういった意味でも、
これからは”足育”を通じて、子ども時代からのロコモ予防対策が非常に重要であると考えています。
マミーサロンでは、講座で上記を中心とした子どもの足を守るためママたちが知っておくべき情報をお伝えしています。
また、個別の足育ケアにおいては、お子さまお一人お一人の足の状態をお伝えし、必要に応じてオーダーメイドのインソールを作製することで足のトラブルを最小限にし、今後の体の発達や運動能力向上を促すためのケアを行っています。